武藤嘉紀は先輩・岡崎慎司の領域目指せ! プレミアが注目する”日本人最多得点記録”の行方

ニューカッスルに移籍する武藤 photo/Getty Images

ニューカッスル移籍が実現した日本代表FW武藤嘉紀が目指すのは、代表の先輩であるレスター・シティFW岡崎慎司を超えるストライカーとなることだ。

武藤はFC東京からブンデスリーガのマインツに移籍したところから海外キャリアをスタートさせたが、岡崎もマインツでプレイした経験を持っている選手だ。そのためドイツでも岡崎と武藤を比較する声は多かった。岡崎はマインツからレスターに移籍したが、今回武藤もマインツからプレミア挑戦に臨むこととなる。マインツからプレミア行きというルートも同じだ。

岡崎と同じ形でプレミア挑戦に臨む武藤にとって1つのターゲットとなるのは、14得点という数字だ。岡崎はレスター奇跡のプレミア制覇に大きくし、ここまでプレミアリーグ通算14得点を記録している。これはプレミアでは日本人最多得点記録だ。もちろん岡崎も今季さらに得点数を伸ばしてくるだろうが、武藤は偉大なる先輩の得点数を超えて日本人最多得点記録保持者になることを1つの目標とすべきだろう。

プレミアリーグ公式も、「ムトウは間違いなくオカザキの14得点に到達しようとするだろう」と伝えており、プレミアに移籍したことで岡崎と武藤が比較される機会も一層増えるだろう。ニューカッスルで奇跡のプレミア制覇は難しいだろうが、武藤は岡崎の得点記録を超えることができるだろうか。英メディアは初年度から15得点は決めてほしいと目標設定していたため、達成できれば1シーズンで岡崎に近づくことができそうだ。

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