本番さながら行進 日南学、開会式リハーサル

開会式リハーサルを終え、リラックスした表情で球場を後にする日南学園ナイン=甲子園球場

 第100回全国高校野球選手権記念大会の開幕前日の4日、甲子園休場で開会式リハーサルがあり、本県代表の日南学園ナインが本番さながらに堂々と行進した。(1、24面に関連記事)

 普段から練習しているという選手たちは、手足の先まで伸ばし、一糸乱れぬ動きを披露した。尼崎和音が「イチ、イチ、イチニー」と掛け声をかけてチームを先導。「息が合っていた。宮崎代表に恥じないようにやり遂げたい」と意気込んだ。桑田潤副主将は「(甲子園は)テレビで見ていた光景で夢のよう。開会式では最高の行進をしたい」と張り切っていた。

 内野スタンドから観戦した八牧竜郎部長は「緊張している様子もなく、普段通りにできていた。本番でも胸を張って臨んでもらいたい」と話していた。

 2年ぶり9度目の出場となる同校は大会第4日の8日、1回戦第1試合(午前8時開始)で香川県代表の丸亀城西と対戦する。

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