アジアカップ初出場のフィリピン、代表監督が1試合もせずに退任!

フィリピンサッカー協会は3日、「テリー・ブッチャー代表監督が辞任した」と公式発表した。

テリー・ブッチャーは1958年生まれの59歳。シンガポールで生まれたイングランド人で、イプスウィッチ・タウンやレンジャースでプレーした元DFだ。

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イングランド代表として77試合に出場した名選手であり、引退後は監督として多くのクラブを率いてきた。

そして今年6月14日にフィリピン代表と3年契約を結び、監督に就任していたのだが…。

テリー・ブッチャー 「この役割を続けられないということを発表しなければならないことは残念だ。

この1ヶ月、私は多くの人々と話し合った。徹底的に理解し、このエキサイティングな挑戦の準備をするために。

自分にとって重要な問題は、代表チームの野望を満たし、国の誇りとなる堅実な計画を慎重に構築していくことだった。

残念なことに、意図したとおりにこの仕事をすることはできず、役割を続行しないことに決めた」

フィリピンはアジアカップの前に東南アジアサッカー選手権(スズキカップ)を控えており、それまでに体制を整えなければならない緊急事態となった。

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