中山製鋼所の18年4~6月期連結決算、経常減益13億円

 中山製鋼所の18年4~6月期連結決算は、売上高374億9400万円で前年同期比5・2%増、経常利益13億4900万円で同25・4%減、純利益12億1100万円で同13・8%減。

 販売価格上昇で増収となったが、鉄スクラップや購入鋼片価格の上昇と、副原料・資材、電力、輸送などコスト増で減益。

 4~6月の鉄鋼セグメント業績は売上高370億円(前年同期352億円)、経常利益13億円(同17億円)。

4~9月期経常益予想/26億円に上方修正

 4~9月期の連結業績予想は、販売量の減少で5月の前回予想から売上高を40億円下方修正の775億円としたが、スクラップなど主原料価格が期初想定を下回るため経常利益で4億円、純利益で1億円上方修正、それぞれ26億円、21億円とした。通期予想は下期の環境見通し難から売上高を40億円下方修正の1655億円としたが、経常利益60億円、純利益50億円は変わらず。

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