カブレラ20号決勝2ラン フィリーズが4連戦をスイープ

【マーリンズ3-5フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

6回裏に3点を先制しながらも直後に追い付かれたフィリーズだが、8回裏に新戦力のアズドゥルバル・カブレラが20号2ランを放って勝ち越しに成功。このリードを守り抜き、本拠地でのマーリンズ4連戦をスイープした。フィリーズは6回裏に二死満塁からオドゥベル・ヘレーラとマイケル・フランコの連続タイムリーで3点を先制。マーリンズは直後の7回表にデレク・ディートリックの14号2ランとジャスティン・ボーアの19号ソロで同点とした。そして、8回裏にカブレラの20号2ランでフィリーズが勝ち越し。フィリーズは5連勝で貯金を今季最多の15とした。

7月27日(現地時間)にメッツからトレードで加入したカブレラの一発がチームを5連勝に導いた。加入後最初の6試合では23打数3安打のスランプに陥っていたカブレラだが、ここにきて2試合連続本塁打とようやく本領を発揮。試合を決める貴重な決勝2ランで2年ぶり自身3度目となるシーズン20本塁打にも到達した。ゲーブ・キャプラー監督は「アズドゥルバル(・カブレラ)が打線の中軸に座ることで打線に厚みが増すし、相手投手にとっても脅威となる」とカブレラ加入の効果を口にする。カブレラは「僕たちは最後まで試合を諦めないよ」と頼もしいコメントを残した。

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