爽やかな風味、味わって イチゴのビール完成 11日にイベントで販売

「おいしいビールができた。たくさんの人に味わってほしい」とアピールする中畠由博さん(右)と鍛島悠作さん=熊本市東区

 山都町の地域おこし会社「山都でしか」は、町産イチゴを使ったオリジナルのクラフトビールを造った。ホップの強い香りと苦味、イチゴの爽やかな風味が特長。11日に国指定重要文化財・通潤橋前で開く屋外イベントで販売する。

 「でしか」は町内の農家と自営業者が昨年2月に設立。地元農園を回るレストランバスツアーを開催したり、農業体験を受け入れたりしている。

 ビール造りは5月下旬、メンバーでイチゴ農家の中畠由博さん(35)がビール醸造所を併設するレストラン「ブルワリーカエン」(熊本市東区長嶺南)を訪れたことがきっかけ。県産フルーツのクラフトビールを味わった中畠さんが、経営者の鍛島[かしま]悠作さん(36)にビール造りを打診。熱意に打たれた鍛島さんが山都町を訪れ、イチゴを副原料に使ったビール造りを始めた。

 「でしか」メンバーと鍛島さんが話し合い、甘さを控え、苦味を生かした味にすることを決め、7月末に完成。鍛島さんは「ドライホップをぜいたくに使った。今まで飲んだイチゴのクラフトビールで一番おいしい」と太鼓判を押す。来店客に提供したところ、好評だったという。

 「ビール造りは始まったばかりだが、良いものができた。たくさんの人に味わってほしい」と中畠さん。販売は11日午後5時から、数量限定。(九重陽平)

(2018年8月6日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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