ロンゴリアが3安打2打点の活躍 ジャイアンツ接戦制す

【ジャイアンツ3-2ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

ジャイアンツは3番打者のエバン・ロンゴリアが3回表に同点タイムリー、8回表に12号決勝ソロを放つなど3安打2打点の大活躍。先発のデレク・ホランドとそのあとを受けた5人のリリーバーも好投し、接戦を制して敵地でのダイヤモンドバックス4連戦を2勝2敗で終えた。ダイヤモンドバックスは2回裏にスティーブン・スーザJr.の3号ソロで先制し、4回裏にはケテル・マーテイのタイムリーで勝ち越したものの、6回表に同点とされ、8回表には4番手のアーチー・ブラッドリーが痛恨の被弾。地区2位のドジャースが勝利したため、単独首位から同率首位へと転落した。

この試合のヒーローとなったロンゴリアは、敵地での4連戦で2本塁打を含む18打数8安打の活躍。連続安打は8試合に伸び、故障者リストからの復帰後10試合で打率.357と好調を維持している。ロンゴリアは「ある小さなことに気付いたんだ」と復調のきっかけがあったことをほのめかした一方、「この球場はボールがよく見える」と打者有利と言われるチェイス・フィールドが自身の活躍に一役買ったのではないかと分析。いずれにしても、実績豊富なスター三塁手の復調はチームにとって頼もしい限りだろう。なお、ダイヤモンドバックスの平野佳寿は2番手として6回途中から登板し、打者2人を内野ゴロと見逃し三振に抑える好リリーフを見せた。

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