5日に開幕した全国高校野球選手権の第100回記念大会。新たに千葉、神奈川、愛知、大阪、兵庫、福岡が2校代表制となり、史上最多の56校が出場した。藤蔭(大分)―星稜(石川)の開幕試合に先立ち星稜OBで元大リーグヤンキースの松井秀喜さんが始球式に臨んだ。ワンバウンドの投球に「甲子園の魔物に襲われた」と頭を抱えたが、さわやかな笑顔に甲子園の後輩たちもほほ笑んだ。今から28年前、まだ「ゴジラ」と異名を取る前の松井さんに筆者は甲子園で話を聞いたことがある。星稜1年のルーキーは淡々と敗戦の弁を語っていた。その後の甲子園では「5打席連続敬遠」もあった。そして、プロ野球、大リーグでの活躍は皆さんご存じの通りだ。松井さんの軌跡を写真で振り返った。(共同通信=柴田友明)
【写真特集】甲子園始球式の松井秀喜さん 写真で振り返る28年の軌跡
- Published
- 2018/08/06 18:25 (JST)
- Updated
- 2018/12/10 18:08 (JST)