県内の学校、教育施設へ本や教育機器の購入費を助成する「弓削教育振興援助基金」が、設立30周年を迎えた。元医師の弓削達雄さん(82)=宮崎市宮脇町=が、教師だった伯母千歳さんから相続した遺産を活用し1988(昭和63)年に設立。本年度分を含め、これまでに76の学校・施設に計約1168万円を助成してきた。弓削さんは「30年の積み重ねで、多くの県内の子どもを支援できて感慨深い。末永く子どもの学習に役立てたい」と思いをつなぐ。
末永く子どものために 弓削さん教育基金設立30年
- Published
- 2018/08/07 08:01 (JST)
- Updated
- 2018/12/10 18:08 (JST)