鉄鋼新聞社は、鉄鋼業の人材育成サポートなどを目的に行っている「業界紙の活用講座」を、三井物産プラントシステム(本社・東京都港区)で開催した。
この取り組みは、鉄鋼・非鉄金属業界に携わる若手を主な対象に、弊紙の創刊70年を機に中部地区を中心に実施しているもの。
メーカー、商社、鋼材流通業、業界団体などの研修等に加わる形で、これまでに16回開催している。
今回は、三井物産プラントシステムの重機械本部(本部長・渡辺明浩氏)を中心に、電力プロジェクト本部や海外開発本部に所属する営業最前線の若手・中堅の19人を対象に実施。
広く事業領域を予測し、判断するための資料として新聞を用いるメリットや営業支援・人材育成・組織の活性化につなげる際の新聞の活用などを説明した。
また、記者から見た鉄鋼業界、変わる国内鉄鋼業なども話題として取り上げ、シンプルな情報から思考を掘り下げ、将来を自ら予想する訓練の大切さなども問題提起した。
講座には渡辺本部長、田中信光重機械輸入部長など幹部も参加し、講評や質疑応答を行った。