ゴンザレスが起死回生の逆転3ラン アストロズ逆転勝利

【アストロズ3-1ジャイアンツ】@AT&Tパーク

アストロズは敗戦まであと1アウトに追い込まれた9回表二死一、二塁の場面でマーウィン・ゴンザレスが豪快な10号3ランを左中間スタンドへ叩き込んで逆転に成功。その裏をヘクター・ロンドンが無失点に抑え、3対1で逆転勝利を収めた。アストロズ先発のチャーリー・モートンが7回3安打1失点、ジャイアンツ先発のデレック・ロドリゲスが7回3安打無失点と好投し、1点を争う投手戦となったこの試合。ジャイアンツは6回裏にブランドン・クロフォードの11号ソロで先制したものの、4回裏と5回裏のチャンスを逸したのが大きく響き、最後はゴンザレスがひと振りで試合をひっくり返した。

ゴンザレスは今季最初の6本塁打がいずれも右腕から放ったものだったが、8月に入ってからの4本塁打のうち、3本塁打は左腕から放ったもの。これについて理由を聞かれたゴンザレスは「それに対する答えはわからないよ。もし答えが自分でわかっているなら、もっと早く左腕から打てているはずだからね」とコメントした。ただし、「少しずつ打撃の状態は良くなっているように感じている」とゴンザレスは語っており、復調に手応えを感じている様子。「昨季のようにチームに貢献することができていない」と語ったゴンザレスがOPS.907をマークした昨季のような打棒を取り戻せば、主力選手を故障で欠くアストロズ打線にとって、この上なく大きな戦力アップとなるはずだ。

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