【ソフトボール】上野由岐子が世界ランク3位のカナダを完封 日本は6戦全勝で予選B組首位を守る

初回、無死満塁のピンチを凌いだ上野由岐子【写真:荒川祐史】

日本は8日に予選リーグ最終戦オーストラリア戦を戦う

 第16回WBSC世界女子ソフトボール選手権大会は7日、大会6日目を迎え、習志野市の第一カッター球場(秋津球場)、成田市のナスパ・スタジアム、市原市のゼットエーボールパークの3会場で、A、B組の予選リーグ10試合が行われた。

 台風13号の接近により、雨が降ったり止んだりの悪コンデションの中で行われた、この日の試合。5戦全勝でB組トップに立つ日本は、第一カッター球場で世界ランク3位の強豪カナダと対戦した。

 初回、先発の上野由岐子は無死満塁のピンチを招いたが、降雨中断にも救われ、3者連続三振でピンチを脱出。上野はそのままカナダ打線に1点も与えずに完封勝利。2-0でカナダを破って6戦全勝とし、予選最終日となる8日に、世界ランク4位のオーストラリアと対戦する。

 オーストラリアもイギリスに11-0で勝ち、5勝1敗で日本と対戦する。各組予選順位は勝敗数で並んだ場合、直接対決の結果が優先されるため、オーストラリアにも1位通過の可能性が残っている。世界ランク1位でA組首位のアメリカは、南アフリカを7-0で破り、こちらも6戦全勝としている。(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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