「とても怖かった」 子どもら怪談に肝冷やす 松浦市立図書館 読み聞かせ

 暑さを忘れる読み聞かせイベント「真夏の夜のこわ~いおはなし会」が5日夜、長崎県松浦市志佐町の市立図書館で開かれ、子どもたちは披露された怪談に肝を冷やした。
 四つの読み聞かせグループでつくる「まつうら図書館きらきら塾」(森三佐子代表)が夏の恒例イベントとして毎年開いている。親子連れ約80人が参加した。
 披露されたのは、化け物や妖怪にまつわる怪談。読み手が抑揚を付けて驚かしながら読み進めると、子どもたちはおびえた様子で物語の行く末に耳を傾けていた。松浦幼稚園年長の竹本一華ちゃん(6)は「とても怖かった」と話した。

披露された怪談の行く末に耳を傾ける子どもたち=松浦市立図書館

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