ホワイトが4号逆転2ラン アストロズ連日の逆転勝利

【アストロズ2-1ジャイアンツ】@AT&Tパーク

アストロズは1点ビハインドの8回表にタイラー・ホワイトの4号2ランが飛び出し、ジャイアンツに2対1で勝利。9回表二死からマーウィン・ゴンザレスの逆転3ランで勝利した前日に続く、連夜の逆転勝利となった。アストロズ先発のダラス・カイケルとジャイアンツ先発のマディソン・バムガーナーによる投手戦となった一戦は、2回裏にチェイス・ダーノウのタイムリーで先制したジャイアンツがリードを保ったまま終盤に突入。走者を出しながらも得点できないイニングが続いていたアストロズだが、8回表一死二塁からホワイトがひと振りで試合をひっくり返した。

ジョージ・スプリンガー、ホゼ・アルトゥーベ、カルロス・コレアといった主力打者を故障で欠くなか、ジョシュ・レディックは「僕たちは長打に頼らないことを心掛けてこのシリーズに臨んでいるんだ」と語ったが、アストロズを連勝に導いたのは2本の本塁打だった。前日のゴンザレスの逆転弾に続き、この試合ではホワイトの4号2ランで逆転に成功。2試合連続で終盤に試合をひっくり返し、逆転勝利を収めた。「考えを改めないといけないかもしれない。2試合とも本塁打のおかげで勝てたからね」と笑ったレディック。多くの主力打者を欠いてもなお、ひと振りで試合を決める強さがアストロズにはある。

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