松浦で男性熱中症死 工場で作業中「暑い」

 6日午後2時15分ごろ、松浦市調川町の工場内休憩所で、作業を休んでいた男性従業員(66)=同市御厨町=が倒れているのを同僚が発見し、119番通報。搬送先の病院で死亡が確認された。県消防保安室は7日、男性の死因が熱中症だったと明らかにした。同室によると、県内で熱中症による死者は今年2人目。
 同市消防本部などによると、男性は工場内で貨物の整理作業を担当。6日午後1時ごろから約45分間作業をした後、同僚に「暑い」と伝え、工場内の休憩所で休んでいたという。その後、休憩所をのぞいた事務員が倒れている男性を発見。救急隊員が駆けつけたときには意識はなく、心肺停止状態だった。

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