映画「マルサの女」「あげまん」などの俳優として知られ、重厚な役柄で存在感を示してきた津川雅彦さんが4日に死去した。78歳。「狂った果実」(1956年)で石原裕次郎さんの弟役として本格デビューした。父が沢村国太郎さん、兄が長門裕之さんで芸能界ファミリーとして育った。妻は今年4月に亡くなった朝丘雪路さん。伊丹十三監督の「マルサの女」での国税査察官、NHK大河ドラマ「葵 徳川三代」の徳川家康役での演技が印象に残っている方が多いのではないだろうか。写真で津川雅彦さんの軌跡を振り返った。(構成 共同通信=柴田友明)
【特集】津川雅彦さん 映画、ドラマの歩み 写真で振り返る名優の軌跡
- Published
- 2018/08/08 11:52 (JST)
- Updated
- 2018/12/10 18:09 (JST)