きょう8日は、東海地方を中心に猛烈な暑さとなった。今夏における気温40℃以上の地点数は、先月18日以来、のべ14地点にのぼり、2013年の8地点を超えて過去最多となっている。
岐阜県美濃市では8日午後1時43分に41.0℃を観測し、先月23日に熊谷市で記録した41.1℃に次ぐ全国歴代2位の高温となった。なお、41.0℃は今月6日の岐阜県下呂市金山町と、2013年8月に高知県四万十市でも観測している。
8日午後2時半までの最高気温は、岐阜県下呂市金山町40.5℃、同県多治見市38.7℃、同県恵那市と美濃加茂市で38.4℃、名古屋市38.3℃など。あす9日(木)も、東海など太平洋側を中心に猛烈な暑さが続く見込み。関東でも台風13号に伴う雨雲が東へ離れる内陸を中心に、35℃以上の猛暑日をぶり返す予想となっている。水分や塩分の補給、暑さを避ける工夫など、熱中症に対して注意が必要だ。(気象予報士・高橋 和也)
■9日(木)の予想最高気温
38℃ 名古屋
37℃ 秩父(埼玉)、甲府、岐阜
36℃ 前橋、熊谷、静岡、浜松(静岡)、津など
35℃ さいたま、広島、高松、高知、山口、
熊本など