アンドゥハーが同点弾&決勝打 ヤンキース延長戦制す

【ヤンキース4-3ホワイトソックス(延長13回)】@ギャランティード・レート・フィールド

ヤンキースはミゲル・アンドゥハーが7回表に15号同点ソロ、13回表に勝ち越しタイムリーを放つ活躍を見せ、ホワイトソックスに4対3で勝利。新人三塁手の活躍により延長13回までもつれた熱戦を制した。10回表にジャンカルロ・スタントンの26号2ランで一度は勝ち越しに成功したヤンキースだったが、その裏にザック・ブリットンがホゼ・アブレイユに20号同点2ランを被弾。しかし、13回表にアンドゥハーが勝ち越しタイムリーを放ち、ブリットンのあとを継いで11回裏からマウンドに上がった7番手のソニー・グレイが3回無失点の好投で今季9勝目(8敗)をマークした。

ヤンキースのアーロン・ブーン監督は「彼は素晴らしい選手だ。特に打席ではね」と語り、同点弾と決勝打を放ったアンドゥハーの活躍を称賛した。「彼がホームランを打ったあと、相手投手はスピードを変えたりしながら必死に工夫していたけど、彼はそれにしっかり適応していた。彼の適応能力にはシーズンを通して驚かされているよ」とブーン。今季ここまで正三塁手として101試合に出場し、打率.292、15本塁打、50打点、OPS.825をマークしている新人三塁手の活躍は、指揮官の目に頼もしく映っているようだ。拙守を指摘されることも多いが、アンドゥハーの好打は今やヤンキースにとって不可欠な戦力となっている。

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