デグロム6回無失点で防御率1.77 メッツ8得点圧勝

【レッズ0-8メッツ】@シティ・フィールド

8月になってからのメッツは7戦で2勝と苦しんでいる印象があるが、まずは良い流れを引き寄せたいところ。レッズ3連戦の3戦目に臨んだチームは先発のジェイコブ・デグロムが6回無失点と相手打線を寄せ付けない投球を披露、打線もこれに応えるかのように大量点で援護した。結果、完封勝利で今カードの勝ち越しを決めた。

今季、球界一の防御率を誇るデグロムは試合前時点で1.85を記録。迎えた今試合でも好投が期待されていた。初回、1死から連続ヒットで走者一・三塁のピンチを招くも2死としてから捕手のデビン・メゾラコがスクーター・ジェネットの盗塁を刺してデグロムを救う。これで調子を取り戻したデグロムは6回まで毎回奪三振を記録する投球をみせ、6回4安打無失点、10奪三振でリリーフ陣に後を託した。

デグロムを援護したい打線は2回、オースティン・ジャクソンのツーベースで先制すると4回には1死満塁をチャンスをつくり打席には投手のデグロム。相手先発、ロバート・スティーブンソンの球を見極めて押し出し四球を選び、自ら得点に貢献した。その後もチームは追加点を挙げてリードを広げ、8回はブランドン・ニモのツーベースなどでさらに3点を追加して勝利を決定づけた。敗れたレッズは走者こそ出すも得点にはつながらず、7安打を記録も悔しい無得点となった。

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