興南W左腕、勝利誓い先発目指しアピール きょう土浦日大と初戦

 【甲子園取材班】第100回全国高校野球選手権大会第5日の9日、沖縄県代表の興南は第4試合(午後3時半開始予定)の1回戦で茨城代表の土浦日大と対戦する。2年連続12度目の出場となる興南は8日、大阪府の豊中ローズ球場で2時間の公式練習を行った。シートノックでは内外野の連係や、カバリングの確認で最終調整。フリー打撃では快音を響かせ、初戦を前にグラウンドには緊張感が漂った。(我喜屋あかね)

 打力で勝ち上がった土浦日大に対し、我喜屋優監督は「バッテリーの采配次第」と重視する。共に先発が予想される藤木琉悠と宮城大弥はブルペンで30球以上投げ、「先発したい」と口をそろえた。

 藤木は「相手は右打者が6人いる。自分は右の内角攻めが持ち味。得意な変化球をしっかりコントロールして抑えたい」とアピール。

 宮城は1番鈴木健太と6番井上莞嗣の名前を挙げ、「2人とも左打者で自分が有利。自分が持っている以上の力を出せたら。1勝して去年の自分を超えたい」と誓った。

 

「勝率7割」 県勢、記念大会と好相性

 沖縄勢は記念大会に強い? 今年で第100回を迎えた全国高校野球選手権は、沖縄勢にとっても初出場から60年と節目の大会となる。

 首里の初出場は40回記念大会となる1958年。その10年後の50回大会では興南が県勢初の4強に進んだ。78年の60回大会では豊見城が3年連続となる8強入り。88年の70回大会では、沖縄水産が同校初の4強進出を果たしている。

 98年の80回大会では沖水が好投手の新垣渚を擁したものの、無念の初戦敗退。その10年後、2008年の90回大会では浦添商業が4強に進出した。記念大会だけを見ると14勝6敗、勝率7割と縁起がいい。

ブルペンで投球練習する興南の投手・藤木琉悠=豊中ローズ球場(田嶋正雄撮影)
ブルペンで力のこもった球を投げ込む興南の投手・宮城大弥=豊中ローズ球場(田嶋正雄撮影)

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