アーチャー移籍後初勝利 パイレーツ接戦制し敵地で連勝

【パイレーツ4-3ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

ロッキーズ3連戦中のパイレーツは前日の試合で連敗を3で止めて再び連勝を目指す。迎えた今試合ではレイズから移籍のクリス・アーチャーが打者天国と呼ばれる敵地のクアーズ・フィールドで5回2失点の粘投を披露し、念願の移籍後初勝利を挙げた。打線も4得点、リリーフ陣も必死の継投をみせてアーチャーの投球に華を添えた。

パイレーツは初回、スターリン・マーティが出塁すると盗塁で1死二塁のチャンスをつくる。ここで迎えたグレゴリー・ポランコがツーベースを放って先制。添えたの後もコリン・モランにタイムリーが出てこの回で2得点となった。援護点を得たアーチャーは3回まで相手打線を無得点に抑えていく。しかし、4回に無死一塁からデービッド・ダールに2ランを浴びて3‐2と1点差に詰め寄られるも5回まで踏ん張り、勝利投手の権利を得て降板した。

勝利を確実なものにしたいパイレーツは8回、コリー・ディッカーソンの犠牲フライで2点差とするが、その裏にロッキーズがライアン・マクマーンのタイムリーで1点差に詰め寄られる。そして緊迫した9回はパイレーツ守護神、フェリペ・バスケスが相手打線を3者凡退に抑えて逃げ切った。勝利したアーチャーは今季4勝目、敗れたロッキーズは9安打を放つもあと1本が出なかった。

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