ギャロが2本塁打で打線を牽引 レンジャーズ打撃戦制す

【マリナーズ7-11レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

レンジャーズはマリナーズ先発のマルコ・ゴンザレスに12本のヒットを浴びせるなど19安打11得点の猛攻を見せ、11対7で勝利。打撃戦を制して2連勝となった。先発のヨバニ・ガヤードが1回表に先制を許したレンジャーズだったが、その裏にジョーイ・ギャロのタイムリーなどで2点を奪って逆転に成功。ギャロは3回裏に30号2ラン、5回裏に31号ソロを放ち、2本塁打を含む3安打4打点の大活躍でレンジャーズ打線を牽引した。やや不安定な立ち上がりを見せたガヤードは、その後は立ち直り、6回2失点の好投で今季7勝目(1敗)をマーク。マリナーズは7点を奪うなど打線が奮起したものの、ゴンザレスの乱調が大きく響いた。

2本塁打を放ったギャロは、リーグ3位の41本塁打を記録した昨季に続いてシーズン30本塁打の大台に到達。オールスター・ブレイク後は好調を維持しており、直近16試合では9本塁打、20打点と絶好調だ。「自分のスイングは良い方向に成長していると思う」とギャロは語っており、好調を実感している様子。この試合では左腕のゴンザレスから2本塁打を含む3安打を放ったが、「僕は左投手に対して全く苦手意識を持っていないよ」と左打者ながら左投手を苦にしないのはギャロの長所の一つである。現在のペースでいけば、本塁打と打点の両部門で自己ベストを更新することになる。低打率と三振の多さばかりが注目されがちなギャロだが、着実に成長を遂げているのは間違いない。

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