愛川に来てくれるかな? 新宿アルタでPR動画放映

 愛川町を知って、訪れて-。同町は本年度から、シティ・セールスの一環として、新宿駅東口の商業施設の大型ビジョン「新宿アルタビジョン」でのPR動画の放映に取り組んでいる。県内町村では初の試みで、4日には2度目の放映を実施。午前から毎時1回の計14回、動画を流した。

 同ビジョンは、2014年まで放送されたフジテレビの国民的番組「笑っていいとも!」のスタジオがあったことでも知られる施設の壁面にあり、施設前の通行者数は週平均で約20万人超とされる。町は本年度、大型連休前の4月26日に初めてPR動画を放映した。

 2度目の今回は、夏休みや盆休み前を意識しこの日を選択。1分ほどのPR動画には町観光キャラクター「あいちゃん」の姿とともに、観光放流を行う宮ケ瀬ダムや服部牧場、塩川滝といった町内の観光地や景勝地を盛り込んだ。

 「本厚木や海老名など町にアクセスしやすい小田急線駅があり、多くの人が集まる新宿を選んだ」と町担当者。本年度当初予算で年3回分の放映料として約22万円を計上。今後は秋の行楽期前に3度目の実施を検討しており、都心での町の魅力発信に注力する考えだ。

新宿アルタビジョンで放映される愛川町のPR動画(同町提供)

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