夫が12勝目を挙げた試合を長女と観戦、マーリンズのスタッフに感謝した理由は…
巨人からカージナルスに移籍したマイルズ・マイコラス投手が圧巻の活躍を続けている。7日（日本時間8日）の敵地マーリンズ戦でも7回5安打2失点の好投で12勝目（3敗）を挙げたばかりだが、この試合は地元のフロリダ州ジュピターにほど近いマイアミで行われたとあって、親戚や友人が多く応援に駆けつけていた。その中には当然、ローレン夫人の姿も。日本で人気を誇った同夫人はツイッターで、母乳を用意する場所を提供してくれたマーリンズのスタッフに感謝のメッセージを写真付きで投稿している。
この試合、マイコラスは7回をわずか81球で投げきった。テンポよくストライクを投げ込んでいくのはいつもと同じだが、それにしても少ない球数だった。その理由について、本人は試合後に「娘にとって初めての観戦で、彼女の就寝時間が早いと知っていたから、彼女が寝る前にできるだけ試合を楽しませようとしてね。僕の妻と家族も一緒だったよ」と地元メディアに明かしている。
ローレン夫人は双子を出産したばかりだが、この試合に来ていたのは昨年誕生した長女。それでも当然、試合中に授乳は必要だった。ただ、ローレン夫人が困ることはなかったようだ。本人がツイッターでこんな“裏話“を明かしている。
「マーリンズのスタッフの方、今日の試合で母乳を用意する為の場所を提供してくれて、ありがとうございました。そしてリリーを見ていてくれた家族にも感謝しているわ。その間に母乳を用意することができたのだから（笑）」
自らの写真とともに、こう投稿したローレン夫人。すると、ファンからは「彼らがあなたの為に安心できる場所を用意してくれたなんて、素晴らしいわね！」「それは素晴らしい。あなたの赤ちゃんも感謝することでしょうね。神の御加護がありますように、カージナルス頑張って!!」「マイルズも（今日の試合で）本当に頑張っていたよ！君と君の家族に、おめでとう」などと祝福のコメントが集まった。
中には「双子の赤ちゃんの様子はどう？」と綴ったファンもいたが、マイコラス自身は試合後、病院にいる双子について「とても元気だよ」と明かしている。防御率2.74と安定感は抜群だが、家族の存在が力の源になっていることは間違いない。（Full-Count編集部）
