<レスリング>全日本女子チームが熊本市で合宿スタート

アジア大会を間近に控え、熊本市で合宿に入った全日本女子チーム

 アジア大会(8月19~22日、インドネシア)と世界選手権(10月20~28日、ハンガリー・ブダペスト)の代表選手を中心とした全日本女子チームが8月9日、熊本市でアジア大会前の最後の合宿をスタートした。

 熊本市での合宿は2017年10月以来4度目。空港では恒例の歓迎レセプションがあり、練習のあと、チームは熊本県副知事や熊本市長を表敬訪問し、感謝の意を表した。

 笹山秀雄・女子強化委員長(自衛隊)は選手に「アジア大会も世界選手権も全階級でメダルを取りに行く」と伝えた。そのため、タックルに入ってからの処理、スタンド~グラウンドへ移行、ラスト30秒でも守らずに攻めること、などを今回の合宿の重点課題と掲げ、取り組むという。

 世界選手権の代表は強化の真っ最中なので、直前に迫ったアジア大会代表選手のための特別メニューはつくらず、「各自に調整を任せ、いいコンディションをつくってもらう」と話した。

 合宿は13日まで行われ、アジア大会の代表チームは17日に現地へ向けて出発する。


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