広島5連勝も、阪神糸井が澤村から特大弾でマジック点灯阻止…セ9日はこうなった

広島・緒方孝市監督と阪神・金本知憲監督(左から)【写真:荒川祐史】

広島は延長11回に菊池サヨナラ打、ヤクルトは14安打11得点

 セ・リーグは9日、各地で3試合が行われた。首位を独走する広島は本拠地マツダスタジアムで中日に今季5度目のサヨナラ勝ち。5連勝を飾り、貯金を今季最多21に伸ばした。2-2で迎えた延長11回1死から新井の右前打を口火に、菊池が右前へサヨナラ打。投げては延長11回1死満塁のピンチを無失点で抑えた一岡が3勝目を挙げた。

 4位から巻き返しを狙う阪神は2位・巨人と敵地・東京ドームで激突。初回に2点先制を許したが、1点を追う7回にナバーロの2号ソロで同点。続く8回には糸井が澤村から右翼バルコニー席上空の広告付近に直撃する超特大13号ソロを放って勝ち越した。巨人は2回以降は打線のつながりを欠いた。

 3位のヤクルトは5位のDeNAと対戦した。2点先制された直後の3回に山田の27号3ラン、雄平の6号2ランで逆転。5回にはバレンティンの27号2ランが飛び出すなど14安打11得点を挙げた。原は6回3失点で3勝目。

 ヤクルトは2位の巨人に1ゲーム差に接近。順位の変動はなかった。

【8日終了時点】
1広島 57勝37敗1分
2巨人 50勝51敗1分 10.5
3ヤクルト 44勝49敗1分 2.0
4阪神 42勝48敗1分 0.5
5DeNA 43勝51敗2分 1.0
6中日 44勝55敗1分 1.5

【9日終了時点】
→1広島 58勝37敗1分
→2巨人 50勝52敗1分 11.5
→3ヤクルト 45勝49敗1分 1.0
→4阪神 43勝48敗1分 0.5
→5DeNA 43勝52敗2分 2.0
→6中日 44勝56敗1分 1.5(Full-Count編集部)

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