スケボー施設、今秋新設 東京五輪実施種目「パーク」専用コース

 スケートボードや自転車競技BMXが楽しめる鵠沼海浜公園スケートパーク(藤沢市鵠沼海岸4丁目)に、スケートボード競技施設「コンビプール」が新設される。同公園を管理、運営する「湘南なぎさパーク」が設置し、今秋オープンする予定。整備費は約3千万円。

 スケートボード競技は、スケートボードに乗り、技の難易度や高さ、スピードなどを競う採点競技。2020年東京五輪で新種目として実施される。

 今回設置される「コンビプール」は、東京五輪の実施種目の一つ「パーク」の専用施設。お椀(わん)のような形状の「ボウル」などを幾つも組み合わせた窪地状のコースで、最大高低差は約3メートルある。

 湘南なぎさパークは「国際大会が開催できるような競技施設は国内にはなかったが、新設するコースは高さ、スピードともにワールドクラス。多くの選手に活用してもらいたい」と話している。

複雑な形のコースで技を競うスケートボード種目「パーク」(湘南なぎさパーク提供)

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