西日本豪雨ため池被害907カ所

18府県、修復に遅れも

©一般社団法人共同通信社

ため池が決壊した広島県福山市の土砂崩れ現場=7月

 西日本豪雨の影響により、土砂流入や堤の損壊などの被害が出たため池が18府県で少なくとも907カ所に上ることが10日、分かった。うち決壊は6府県の31カ所だった。台風シーズンで大雨が懸念される中、被災者対応に追われる自治体からは「ため池の修復まで手が回らない」との声も出ている。

 ため池は農業用水の確保が役割で全国に約20万カ所ある。江戸時代以前の築造が約7割を占め、老朽化が進む。これまでも地震や豪雨による被害が出ており、改めて対策が求められそうだ。