スペインサッカー協会(RFEF)は現地時間の10日、同12日に行われるスーペルコパ・デ・エスパーニャ(バルセロナ対セビージャ)でビデオアシスタントレフェリー制度(VAR)を導入することを発表した。なお、同大会は昨季までホーム&アウェイ方式で行われていたが、今季は中立地モロッコでの一発勝負となる。
今季よりVARが導入されるリーガ・エスパニョーラ。昨年11月の同リーグ第13節(バレンシア対バルセロナ)ではリオネル・メッシのシュートが完全にゴールラインを越えたものの、ノーゴールの判定に。この出来事によりビデオ判定の早期導入を求める声がスペイン国内で強まった。誤審撲滅にむけて積極的な動きを見せたスペインサッカー協会だが、VAR導入を契機とし、判定の精度を高めることができるだろうか。