ロアッソDF横山知伸(背番号45) 低迷脱出期待の“門番”

守備の立て直しを期待されるDF横山知伸=県民総合運動公園

 J3降格圏の21位に低迷するチームの起爆剤となれるか。J1札幌から期限付き移籍で加入した33歳のベテランDFは「1試合ごとに必ず勝ち点を積み上げる」と力強く誓う。

 札幌での今季の出場はYBCルヴァン・カップ4試合のみ。「チームから求められておらず、存在していないような感覚。そんな時に声をかけてもらった」と移籍決断の理由を明かす。

 熊本は現在、総失点数50とリーグ22チーム中2番目に多く、守備の改善が急務。横山はこれまで、ボランチやセンターバックを務め、自身も「強みは一対一のバトル」という。184センチの長身を生かした球際の強さでペナルティーエリア付近を死守。「相手に詰めて、ゴールを割らせない」と自信を見せる。

 2014~16年の大宮在籍時の指揮官だった熊本の渋谷洋樹監督は「落ち着いたゲーム運びができ、空中戦にめっぽう強い。セカンドボール争いでも優勢に立てる」と期待を寄せる。

 試合中のコーチングも魅力の一つで「かなりうるさい方」と自認する。「仲良しクラブではないので厳しいことも言い合いながら、集中力を保ちたい。そして僕自身、もう一度結果を残す」。昨季、札幌で26試合に出場し、J1残留に貢献した“門番”が新天地で奮起する。(樋口琢郎)

◇よこやま・とものぶ 184センチ、75キロ。東京都出身。帝京高-早大から2008年にJ1川崎入り。セレッソ大阪や大宮などで活躍。家族は妻と長女(8)、長男(4)、次女(1)。趣味は札幌時代に楽しんだ登山とサイクリング。

(2018年8月11日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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