「あおり運転」しないさせない お盆帰省ラッシュ、熊本県警呼び掛け

 交通量が増え、長距離運転でイライラしがちなお盆の帰省ラッシュ。熊本県警は渋滞のいら立ちから「あおり運転」をしたり、逆にあおり返したりしないよう、ドライバーに注意を呼び掛けている。

 県警交通指導課によると、代表的なあおり運転は、前方の車を激しく追い上げて接近したり、後続車に対して不必要な急ブレーキをかけたり、クラクションを繰り返し鳴らしたりする行為。いずれも道交法上の「車間距離不保持」「急停止禁止」「警音器使用制限」に違反するという。

 このうち、車間距離不保持が突出して多い。昨年の摘発件数は一般道と高速道路を合わせて計43件だったが、今年は6月までの上半期で、昨年の2倍近い計83件に上る。昨年6月、東名高速道路で夫婦が後続車にあおられて追突された死亡事故以来、相談や通報が増加。摘発件数の倍増につながっているとみられる。

 県内でも今年3月、あおり運転を繰り返したとして県内の20代の男が、運転で著しく危険を生じさせる恐れのある「危険性帯有者」として、運転免許を180日間停止する処分を初めて受けた。

 「ドライバーがイライラしないように、お盆の時期は渋滞を見越して、時間と心にゆとりを持ってほしい」と同課。(1)後続車にあおられたら、相手にせず道を譲る(2)車の前方に回り込まれたら、安全な場所に停車して、すぐに110番通報する-などの対処法をアドバイスする。(丸山宗一郎)

(2018年8月11日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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