日韓市民団体が靖国神社反対集会

「植民地主義と一体」

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 靖国神社の思想に反対する日韓の市民団体が11日、東京都内で集会を開き、安倍政権の歴史認識や改憲についても議論した。約320人が参加し、東京大の高橋哲哉教授(哲学)は「靖国神社は日本の植民地主義の歴史と一体になって発展してきた」と述べた。

 ベストセラー「日本軍兵士」の著書がある一橋大の吉田裕特任教授は、太平洋戦争中に死亡した日本兵の6割が餓死だったとの推計や、特攻死、自殺など特異な死が目立ったことを例示。「靖国思想の追悼には顕彰が含まれる。死者を英霊にまつりあげなければ戦えなかった」と話した。

 集会では日韓の歌手や韓国の若者グループが歌や踊りも披露した。