武藤嘉紀の新天地、ニューカッスルの「25年間分のホームキット」をまとめて見る

3シーズン在籍したマインツを離れ、自身憧れの舞台であるプレミアリーグでプレーする武藤嘉紀。

ここでは武藤が加入したニューカッスル・ユナイテッドの、過去25年間分の歴代ホームキットを紹介しよう。

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伝統的に白黒ストライプのキットだが、時代によってデザインは微妙に変化。そしてシーズン毎に特徴が異なる21着を掲載した。

1993-95シーズン メーカー:Asics

ニューカッスルの歴史上、唯一のAsics製ユニフォーム。シャツ自体は2シーズンで使われたが、2社のスポンサーを同時に使い分けるという異例の“デュアル・スポンサー”だった。

このキットのスポンサーはビールブランドの「McEwan’s(マキューアンズ)」で、主にアウェイゲームやビッグマッチで使われた。

こちらのスポンサーも同じくビールブランドの「Newcastle Brown Ale」。“ブルースター”と呼ばれるこのキットは、主にホームゲームで使われていた。

「McEwan’s(マキューアンズ)」ロゴには別バージョンが存在する。この黄色バージョンは「白黒に黄は見えにくい」という視認性の問題で、93-94シーズンの開幕から数試合でお蔵入りとなった。

1995-97シーズンモデル メーカー:adidas

初のadidas製キットは、立ち襟に4つボタン止めの胸元が特徴的なデザインだった。スポンサーはビールブランドの「Newcastle Brown Ale」。

95-96、96-97の両シーズンともプレミアリーグを2位でフィニッシュし、ニューカッスルが最も成功を収めたシーズンだった。

1997-99シーズンモデル メーカー:adidas

クルーネックに細めのストライプというクラシックなデザイン。そして数少ないメーカーロゴ、エンブレム、スポンサーロゴが縦並びのスタイルだった。

このシーズンは黒塗りの背番号スペースを設けていたが、その形状が盾形とユニーク。現在でも人気の高いキットだ。

1999-2000シーズンモデル メーカー:adidas

久しぶりの襟付きモデルは、差し色の青が印象に残るデザインだった。シャツ自体は2シーズンで使われたが、1999-2000シーズンはスポンサー「Newcastle Brown Ale」の最後のシーズンとなった。

2000-01シーズンモデル メーカー:adidas

この2000-01シーズンからスポンサーは「ntl:」に。当時存在したイギリスの通信会社で、カラフルなロゴが印象的だった。

2001-03シーズンモデル メーカー:adidas

このシーズンは袖と直結している太めのストライプと、白黒のVネックが特徴だった。

2003-05シーズンモデル メーカー:adidas

このシーズンは襟が復活した。胸のスポンサーは新たに、クラブの地元であるニューカッスル・アポン・タインに本拠を構える銀行「northern rock」に変更。ロゴマークを青で彩ったのはこのシーズンだけだった。

2005-07シーズンモデル メーカー:adidas

伝統のストライプとはいえ、どちらかというと白の割合が多く見えるキット。スポンサーロゴ、番号、ネームはすべてゴールドで彩っているのが特徴だった。

2007-09シーズンモデル メーカー:adidas

2005-07シーズンとは逆に黒の割合が増えたキット。スポンサーロゴは“黒地の白文字”に変更した。画像では分かりにくいが、曲線状の袖口が特徴だった。2008-09シーズンのプレミアリーグを18位となり、2部降格が決定。

2009-10シーズンモデル メーカー:adidas

adidasとの契約最終シーズンのキット。1992-93シーズン以来となる2部リーグ(チャンピオンシップ)を戦ったが、リーグ制覇し1部復帰を決めた。

2010-11シーズンモデル メーカー:Puma

adidasとの契約が終了し、クラブ史上初めてPuma製キットを着用したシーズン。切り込みの入った首周りのスタイルは、当時のイタリア代表などと同じ。

2011-12シーズンモデル メーカー:Puma

ストライプを太く、そして黒の割合が多めのキット。スポンサー「northern rock」が2011年11月に英ヴァージン・グループに買収されたため、このロゴマーク掲出はシーズン前半で終了となった。

シーズン後半からはヴァージングループの銀行「Virgin Money」のロゴが登場した。

2012-13シーズンモデル メーカー:Puma

いつも通りの伝統のストライプ柄だが、黒のストライプ部分から細いラインが飛び出す一風変わったデザインだった。

2013-14シーズンモデル メーカー:Puma

青いラインを大胆にあしらったこのキットは、ニューカッスル史上異色デザインの一つに数えられる。スポンサーはこのシーズンから消費者金融の「Wonga」に変更となった。

2014-15シーズンモデル メーカー:Puma

2013-14モデルに続く異色デザインの登場。肩から裾までしっかり伸ばしたストライプが伝統的なキットデザインだが、胸を黒一色にした2014-15モデルは、それを壊したともいえる。

2015-16シーズンモデル メーカー:Puma

3シーズン続けて異色のデザインを採用。黒のストライプの中に青のバイアス柄が特徴的なデザイン。このシーズンのプレミアリーグを18位となり、チャンピオンシップ降格が決まった。

2016-17シーズンモデル メーカー:Puma

7シーズンぶりに2部リーグを戦ったキットは、伝統的とはいえなかった過去3シーズンに比べ、よりシンプルでニューカッスルらしいデザインに戻った。ゴールドの差し色も久々の登場。リーグ優勝を遂げて、1年でプレミア復帰を決めた。

2017-18シーズンモデル メーカー:Puma

プレミアリーグに復帰したこのシーズンは、クラブ創立125周年を記念したクラシックなキットが登場。エンブレムも特別仕様となっている。スポンサーはこのシーズンからオンラインカジノの「FUN88」に変更となっている。

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