受験生必見! 東大卒・森永卓郎が伝授するマークシートの解き方

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経済アナリストの森永卓郎がニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」(8月8日放送)に出演し、自身の受験テクニックを語った。

森永は東京大学出身の高学歴。自身は、「頭がいいのではなく、受験技術に長けていた」と語る。森永は、番組内で、センター試験など、試験で数多く出題されるマークシート問題に関するテクニックを紹介した。「要するに、素人は素直に問題を読んで、テストに答えようとする。マークシートの場合、回答を考えるのではないんです。答えを知っている出題者のことを考えるんです。出題者がどうやって選択肢を作っているのか、出題者の気持ちになって考えるんです」と主張。実際、大学で教授をつとめ、問題作成を担当することもある森永は、「選択肢は、ひとつの正解から不正解の選択肢を作る」と語り、今年の青森県の県立高校の入試問題を例に説明した。

問題①
国どうしが特定の地域でまとまりを作り、協調や協力を強めようとする動きが起こっています。この動きを何と言いますか?
① ナショナリズム ②リージョナリズム ③グローバル ④リコール

森永は、この問題について、「この場合、正解の並びを作るんです。たとえば、この選択肢の中だと、明らかに仲間なのは、①ナショナリズムと②リージョナリズム。このどっちかが正解なんだろうな、と考えるわけです。いっぽう、③グローバル④リコールの選択肢を考えてみる。④のリコールは明らかに異質だと思いますが、このリコールはどこから出てきたのか、考えるんです。僕の推測は、この問題を作った先生が、正解から不正解の選択肢を考えるとき、『リージョナリズム、リージョナリズム、リージョナリズム、リー、…リコール』って、発想だったんじゃないかと。つまり、正解は②のリージョナリズムの可能性が高い。100%当たるわけじゃないですが。」と解説。森永方式だと、まず選択肢の仲間を考え、選択肢のひとつを基軸に、いろんな選択肢を考えてみる、という。

問題②
ミミズのように、生物の死がいや排出物から養分を得ている生物をすべて選びなさい。
① ヘビ ②ダンゴムシ ③モグラ ④コケ ⑤カビ

また、この問題については、「問題にすべて選びなさいって書かれている時点で、正解はひとつじゃないです。選択肢を見てみます。明らかに、①ヘビ②ダンゴムシ③モグラは、動物ですよね。そして、④コケ⑤カビは動物じゃないですよね。この2系統に分かれている。なので、正解は、この2つの系統の中に、1個ずつ、答えがあるはずなんです。まず、①ヘビ②ダンゴムシ③モグラから正解を探します。②ダンゴムシ③モグラは、土の中に潜って生活する動物ですから、これは仲間です。なので、この②ダンゴムシ③モグラの中から、正解を考えてみましょう。ここまで絞り込めたら、自分が持っている知識を使えばいいんです。たとえば、モグラはミミズを食べているから…とか、ダンゴムシはなにを食べてるのかな、とか。ここまでくると、正解は②のダンゴムシというところまで絞り込めます。続いて、④コケ⑤カビの中から、正解を探します。これは選択肢が2つしかないので、テクニックは使えません。一般常識で考えてみましょう。たとえば、コケは生き物の死骸からは生えてきませんよね?でも、カビは生えてきそう。つまり、答えは、②ダンゴムシと、⑤カビというわけになります。」と解説した。

これらのテクニックを使い続けていると、あらゆる問題が出てきても、大体読めてくるという。もちろん万能ではないが、このテクニックを使って実際に問題を解くことで、正解率も向上するとのことであった。

垣花正 あなたとハッピー!
FM93AM1242 ニッポン放送 月-金 8:00-11:30

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