悔しさばねに鍛練、柔道の全国大会へ 京都の中学生

©株式会社京都新聞社

全国中学大会に向け、練習に励む川北さん(京都府城陽市寺田・城陽中)

 17日から広島県で行われる柔道の全国中学大会の男子60キロ級に、南城陽中3年の川北遥路さん(14)=京都府城陽市奈島=が初出場する。昨年の府中学総体でベスト16止まりだった悔しさをばねに、1年間、鍛錬を積んだ成果を発揮した。「本大会でも、自分から技を仕掛ける積極性を貫きたい」と意気込む。

 市柔道連盟の教室で、小学1年から柔道を始めた。連盟理事長の木下竜一さん(49)=同市観音堂=は「小学生の頃は、1回戦負けや2回戦負けが当たり前だった。地道な努力がようやく花開いた」と、今回の全国出場を感慨深く見つめる。

 川北さんは昨夏の敗戦を、「自分から前に出られていなかった」と反省する。昨年末には右肘を骨折。手術を経て復帰したが、得意の背負い投げに負担が掛かる部位だったため、投げ技の種類を増やす練習を重ねた。

 強豪選手とぶつかった府総体決勝。指導二つを付けられた劣勢で延長戦に突入したが、相手がつかみにきた左手をいなし、背中をつかんで後ろに投げる「隅返し」で技ありを奪って逆転勝利した。

 小学校時代を合わせても自身初となる全国大会。川北さんは「楽しみにしている」と気負わず本大会を見据える。