旧JR「天空の駅」で流しそうめん

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 島根県邑南町のNPO法人江の川鉄道が11日、「天空の駅」と呼ばれた旧JR三江線の宇都井駅で、地上とホームを結ぶ116段の階段を生かして約50メートルのそうめん流しを始めた。鉄道遺産の公園化を目指す試みの第1弾で、4月の廃線後、一般人が駅に入れる初の催し。今月14日まで楽しめる。

 長さ4メートル、直径約10センチの竹を半分に割り、節を削って階段の手すりに固定。踊り場で曲がる箇所の竹は、流れてくる勢いで飛び出さないよう角度を調整し、下側へ続く竹に流すために穴を開ける工夫をしている。

 初日は、会員と町内外から訪れた親子連れたち約20人が味わった。待合室から流されたそうめんを踊り場で待ち構え、すくってはすすっていた。取り逃がすと、下流に向かって「行ったぞ!」と声を掛ける人もいた。

 12~14日のそうめん流しは午前10時40分から午後1時までで定員20人。1日会員費として中学生以上1500円、小学生500円が必要となる。午後1時半から3時までは100円で駅舎に入れる。事務局=電話090(8170)9894。

旧JR三江線宇都井駅の階段を使った流しそうめんを楽しむ親子