11日に行われた2018-19シーズンのプレミアリーグ開幕戦に勝利したトッテナム・ホットスパー。クラブとテクニカルスポンサーのNikeは、その開幕戦の数時間前に今シーズンのサードキットをリリースした。
そして、ほぼ同時にクラブは開幕戦でのサードキット使用も発表。武藤嘉紀が所属するニューカッスルとのアウェイゲームで“デビュー”を果たしている。
Tottenham Hotspur 2018-19 Nike Third
新しいサードキットのカラーは、クラブ史上初のグリーン。胸部分のグラフィックは新スタジアム「トッテナム・ホットスパー・スタジアム」の所在地であるハーリンゲイ・ロンドン自治区の航空写真を使用している。
そのグラフィックに被さるように入る斜めストライプは、80年代のアウェイキット、サードキットにインスパイアされている。
この意外性があるグリーンだが、新スタジアム建設のために用地の一部を譲り受けた「チャリントン醸造所(Charrington's Brewery)」のブランドロゴがグリーンだったことから、この色をキットに採用したという。
パンツの色はシャツと同じグリーン。ソックスは濃淡が異なるグリーンを組合せている。
胸のグラフィックのアップ画像。地図や航空写真を使う手法は、なかなかユニークだ。あまり冒険しない“手堅いデザイン”が多かったトッテナムのキットでは異色の存在といえる。
事前の告知通り、リリース当日にこのキットを着用。ニューカッスルとの開幕戦を2-1で勝利し、このキットのデビューを白星で飾った。
プレミアリーグ用のネームナンバーはホワイトで、ネームはアーチ型にプリント。
この新しいサードキットはプレミアリーグの他に、チャンピオンズリーグなどのカップ戦でも着用予定となっている。