唐山市、過剰生産解消で設備撤去 まずは鉄鋼134万トン分(詳報)

 【新華社石家庄8月12日】中国河北省唐山市政府は12日、同市豊南区の国豊鋼鉄有限公司でこのほど行われている過剰生産削減に伴う北側施設の撤去作業が順調に進んでいることを明らかにした。

 今回の撤去で削減される鉄鋼生産能力は356万トン分。うち134万トンは同区が今年、市から課せられた削減目標となっていた。同市が今年の鉄鋼生産量削減任務の実行にあたり製錬設備を撤去するのは今回が初めて。

 中国鉄鋼産業の一大拠点とされる唐山市はここ数年、国の産業政策に積極的に呼応し「去産能」(過剰生産設備削減)を加速させてきた。同市は今年、鉄鋼生産能力781万トン(製鉄281万トン、製鋼500万トン)の削減を目標とし、各行政レベルに対し11月末までに作業を完了させるよう要求している。

 国豊鋼鉄有限公司の設立は1983年。2017年末時点の総資産は176億9100万元(1元=約16円)で、従業員は約7800人。同社の責任者によると、現場では各種大型機械と400名近い技術者、作業員による撤去作業がすでに始まっており、年末までに450立方メートルの高炉3基と50トン転炉2基、圧延および付属設備を撤去する。これらは製鉄生産能力156万トン、製鋼生産能力200万トンの削減に相当する。

 豊南区は同市の重点鋼鉄生産地区であり、区内にある鉄鋼製錬企業10社の生産能力は2600万トンに達する。全国的にも重要な帯鋼生産の拠点とされる。唐山市は今年、豊南区に対し製鉄228万トン、製鋼228万トンの過剰生産能力削減を通達しており、これは同市の削減任務全体の81.1%と45.6%に相当する。豊南区は現在、任務をすでに具体的な設備にまで細分化しており、11月15日までの任務完了を見込んでいる。

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