ショートムービー、観光·消費の「新しい遊び方」をけん引

 【新華社北京8月12日】中国工業・情報化部情報センターがこのほど、「2018年中国インターネット企業100強の発展報告」を発表した。中国のインターネット100強企業のうち、ゲーム・娯楽と動画ライブ配信の企業の総数が全体の4割を超え、ショートムービーアプリがインターネット業界に新たな成長のチャンスをもたらしたとし、ショートムービーと観光、消費などが結びついたことで、「新しい遊び方」となり、「新しい経済」を生み出しているとの見方を示した。

 ここ数年、ショートムービーアプリは次々と現れ、ユーザー数も絶えず増加している。ユーザーのアクセス数や広告価値も明らかに高まっている。百度(バイドゥ)や騰訊(テンセント)などインターネットサービス業界のリーダー企業が布石を打ちつつある一方、快手(KWAI)、抖音(TikTok)などのソーシャル系ショートムービーアプリが急速に発展しているためだ。

 ショートムービーは、娯楽の機能だけでなく、観光、消費など多くの分野に徐々に進出し、デジタル技術、アクセス機能などの利用が多くの産業の「遊び方」を変え、大きな商業価値を作り出している。

 一部の観光地や都市では、ショートムービーアプリとの提携を選択、より多くの斬新でスピーディな形で市民とのインタラクティブやPRを行っている。快手(KWAI)はこのほど、張家界市と提携し、「トゥチャ族3D髪飾り」の魔法の表情スタンプとオリジナルソングを発表、「みんなが見つける張家界」ショートムービー募集イベントを実施し、募集開始から1週間で延べ2億7千万人が参加した。抖音(TikTok)は敦煌市と提携し、プラットフォームのアクセス、技術などの強みを生かして、現地の文化や習慣風俗をPRした。

 ショートムービーと電子商取引の融合も新たな消費の方向性となっている。ショッピングサイトの淘宝はメインの検索ページに動画へのバナーを設置、越境Eコマースアプリの小紅書(RED)は「見ながら買う」を実現した。動画、AR(拡張現実)などの技術を利用した仮想ショッピングモール、3D店舗などの普及が加速している。淘宝の蒋凡総裁は、動画は最も一般的なコンテンツ媒体であり、可視化した商業リンクは現在の趨勢であり、今後淘宝の90%のアクセスは動画コンテンツとなるだろうと見ている。

 中国工業・情報化部情報センターの李徳文副主任は、ショートムービーのより広範なシーンでの応用はインターネットが技術やアクセス量から、人や運営コンテンツへの注目へと変革していることを示していると考えている。ショートムービーの各分野での融合と浸透は今後、インターネットのコンテンツビジネスエコシステムの構築を速めるであろう。

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