<レスリング>【2018年アジア大会・展望(9)】世界&アジア制覇の中国がややリードか?…女子57kg級

 《大会日程》

8月19日(日) 男子フリースタイル57・65・74・86・97kg級
  20日(月) 男子フリースタイル125kg級/女子50・53・57・62kg級
  21日(火) 女子68・76kg級/男子グレコローマン60・67・77kg級
  22日(水) 男子グレコローマン87・97・130kg級


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《日本代表》 坂上嘉津季(さかがみ・かつき=ALSOK)**   
 1992年11月7日生まれ、25歳。千葉県出身。愛知・至学館高~至学館大卒。160cm。2009年全日本選手権55kg級3位などで台頭し、2014年全日本選抜選手権60kg級で優勝。世界選手権は9位。負傷で戦列を離れたが、2016年全日本選手権60kg級で復活優勝。2017年は世界選手権に出場したが、初戦敗退に終わった。
《詳細》 《JWFデータベース》 《国際大会成績》

女子57kg級・出場が予想される主な選手

※大会公式サイトのエントリーによります。最終エントリーで選手が入れ替わる場合もあります。

世界とアジアを制しているペイ・シングル(中国)

 外国選手では中国、キルギス、モンゴルが優勝の可能性を持つ。昨年のアジア選手権3位の坂上嘉津季(ALSOK)がこれらの強豪を撃破して栄冠を奪えるか。

 ペイ・シングル(中国)は2016年に非オリンピック階級の世界選手権60kg級で優勝した選手。2017年アジア・インドア&マーシャルアーツ大会58kg級優勝、2018年アジア選手権57kg級優勝と実力をキープ。アジア選手権では屶網さらを3-1で下した。

 2017年アジア選手権58kg級優勝のアイスル・チニベコワ(キルギス)は、同年のイスラム諸国連合競技会でも優勝し、アジア・インドア&マーシャルアーツ大会2位。6月の中国オープン59kg級で熊野ゆづるに3-4で敗れているものの、7月に入ってスペインGP59kg級で優勝、ヤシャ・ドク国際大会(62kg級)2位と積極的な活動。ただ、57kg級で闘ったことはないため、62kg級への出場も予想される。

階級を上げてくることが予想されるヨン・ミョンスク(北朝鮮)

 ヨン・ミョンスク(北朝鮮)は53kg級で世界選手権2度の3位がある強豪。同級はパク・ヨンミンが今年のアジア選手権優勝と力を見せており、ヨンは階級を上げたもよう。今年5月の世界軍隊選手権は55kg級で優勝している。“ならし運転”を成功させ、この階級でも優勝を勝ち取るか。

 昨年のU-23世界選手権58kg級で2位だったバチェチェグ・アルタンチェチェグ(モンゴル)は、今年3月のアジア選手権57kg級で3位。

 アジア選手権ではキム・イェセウル(韓国)も3位に入っているが、過去の実績からすると上位進出は厳しいのでは? 昨年のアジア・インドア&マーシャルアーツ大会3位のダンダ・プージャ(インド)も同様。


出場が予想される主な選手の略歴

Pei, Xingru

Pei, Xingru(中国)
 1998年10月11日生まれ、19歳。カデットとジュニアでアジアを制し、2016年世界選手権60kg級で優勝。2017年はアジア・インドア&マーシャルアーツ大会58kg級で勝ち、2018年アジア選手権57kg級でも優勝。6月の中国オープンは負傷のため途中棄権で5位だった。

Tynybekova, Aisuluu A

Tynybekova, Aisuluu A(キルギス)
 1993年5月4日生まれ、25歳。2014年アジア大会55kg級3位、2015年アジア選手権58kg級2位などを経て、2016年リオデジャネイロ・オリンピック5位。2017年はアジア選手権優勝、世界選手権3位、アジア・インドア&マーシャルアーツ大会2位など。今年は7月のスペインGPで優勝。

Altantsetseg, Battsetseg

Altantsetseg, Battsetseg(モンゴル)
 1994年8月6日生まれ、24歳。カデットとジュニアでアジアを制し、2014年世界ジュニア選手権優勝。2016年リオデジャネイロ・オリンピックは逃す。2017年U-23世界選手権58kg級2位、2018年アジア選手権57kg級3位と、最近ではコンスタントに上位に顔を出している。

Jong, Myong-Suk

Jong, Myong-Suk (北朝鮮)
 1993年6月2日生まれ、25歳。53kg級で2014・15年世界選手権3位を経て2016年リオデジャネイロ・オリンピックに出場(7位)。2017年アジア選手権も3位。今年5月の世界軍隊選手権は55kg級に出場して優勝。

 


最近の国際大会成績

 【2018年3月:アジア選手権55kg級(キルギス)】
[1]五十嵐彩季(日本)
[2]Oh, Hyemin(韓国)
[3]Erkhembayar, Davaanchimeg(モンゴル)
[3]Luo, Lannuan(中国)
[5]Nurakhan, Nazgul(カザフスタン)
[5]Alimbetova, Amina(ウズベキスタン)

 【2018年3月:アジア選手権57kg級(キルギス)】
[1]Pei, Xingru(中国)
[2]屶網さら(日本)
[3]Kim, Ye Seul(韓国)
[3]Altantsetseg, Battsetseg(モンゴル)
[5]Jong, Insum(北朝鮮)
[5]Dao, Thi Huong(ベトナム)

 【2017年9月:アジア・インドア&マーシャルアーツ大会58kg級(トルクメニスタン)】
[1]Pei, Xingru(中国)
[2]Tynybekova, Aisuluu A(キルギス)
[3]Dhanda, Pooja(インド)
[3]花井瑛絵(日本)
[5]Aquino, Rckaela Maree Ramos(グアム)
[5]Dao, Thi Huong(ベトナム)

 【2017年8月:世界選手権58kg級(フランス)/10位以内のアジア選手】
[3]Tynybekova, Aisuluu A(キルギス)
[5]Rong, Ningning(中国)

 【2017年5月:アジア選手権58kg級(インド)】
[1]Tynybekova, Aisuluu A(キルギス)
[2]Sarita(インド)
[3]Dao, Thi Huong(ベトナム)
[3]坂上嘉津季(日本)
[5]Seydametova, Asem(ウズベキスタン)
[5]Talasova, Gulshaharat(カザフスタン)

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