【台湾】上場企業売上高が13%増、7月の過去最高[経済]

台湾証券交易所(証交所、TWSE)集中市場と、台湾証券櫃台売買中心(OTC)上櫃(グレタイ)市場に上場する全企業の2018年7月の連結売上高が出そろった。合計額は2兆9,500億台湾元(約10兆6,000億円)で、7月単月と今年の単月ベースでいずれも過去最高を更新した。11日付経済日報が伝えた。

7月の売上高合計額は、前月比4.3%、前年同月比13.1%それぞれ増加。通信・電子製品では新製品の発表が相次ぐ需要期を迎えたことで、旺盛な受注が各社の売り上げを押し上げた。対米ドルで台湾元が下落したことも輸出面でプラスとなった。

売上高が単月の過去最高を記録したのは105社で、6月より16社増加した。中でも、国巨(ヤゲオ)や華新科技(ウォルシン・テクノロジー)、奇力新電子(チリシン・エレクトロニクス)など受動部品メーカーは、需給ひっ迫による製品価格の上昇が寄与し、伸び幅が特に大きかった。

台新証券投資顧問の業種別まとめでは、前年同月比で売上高の伸びが高かったのは◇セメント◇エネルギー◇半導体——。一方、前月比では◇金融・保険◇電子部品組み立て◇電子製品——の順となった。

統一証券投資顧問は、8月の業況について、米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の今年のラインアップに液晶パネルを搭載した低価格モデルが加わると予想されることから、関連産業の受注が引き続き堅調に推移すると予想。従来型産業では、セメントやプラスチック、鉄鋼で原材料価格の上昇を製品価格に反映させる形で売り上げの増加が続くとみる。一方、米中貿易摩擦が不安定要因となり、売上高合計額の成長率は7月を下回る可能性も指摘した。

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