安倍さんや石破さんに会えるかも?自民党総裁選「演説ツアー」を見に行こう!

9月20日に自民党の総裁選が予定されています。事実上の総理大臣を決めるこの選挙に伴い、総裁選の候補者が各地域に集まり演説ツアーを行うことが予想されます。前回(2015年)は無投票のためこのようなことは行われませんでしたが、前々回(2012年)の総裁選特設ページには演説ツアーの案内が掲載されていました。

なぜ演説ツアーをするのか?

自民党総裁選は自民党のトップを決める選挙。衆院選や参院選のように、一般市民は投票権がありません。総裁選に投票できる人は、自民党の所属議員と自民党員・党友(とうゆう)の中で一定条件を満たす者と決まっています。
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誰が投票できるの? 自民党の所属議員・自民党員・党友(とうゆう)

衆議院選挙や参議院選挙と違い、総裁選は「自民党内」の選挙なので、自民党に関わる人しか投票権がありません。具体的には自民党の所属議員と自民党員・党友(とうゆう)が投票できます。なお、党友(とうゆう)とは自民党を応援する政治団体「自由国民会議」等の会員のことで、立場的に党員になりにくい著名な方などが党友になっています。

さらに、総裁選の投票権を得るためには以下の条件を満たす必要があります。(8月2日時点)

・満20歳以上であること(18歳以上に変更される予定)
・日本国籍を持っていること
・2年連続で党費を納めていること

現在は「満20歳以上」という規定がありますが、8月中旬にも変更され、18歳・19歳も投票可能となる見込みです。
また、「2年連続で党費を納めていること」という規定があるため、今から自民党員になったとしても総裁選へは投票できません。ちなみにアメリカでは、大統領選に向けて各党内で候補者を決める予備選挙の直前に入党し投票することができます。

限られた党員や党友のために、なぜ演説ツアーを組むの?と不思議に思うかもしれませんが、自民党にとってはこの機会に自民党の考えを広く知ってもらうチャンス。

また、自民党のトップは総理大臣を兼ねるため、それを決める機会であるこの選挙では、党員だけでなく国民全体に候補者の考えを知ってほしいという思いもあるでしょう。

自民党の演説ツアーのコースは?

前々回(2012年)の総裁選特設ページの演説ツアー日程を見てみましょう。演説ツアーのコースは、

東京都→長野県→愛知県→滋賀県→大阪府→兵庫県→広島県(中止)→香川県(中止)→沖縄県→福岡県→岩手県→宮城県→福島県→千葉県→山梨県→北海道(2ヶ所)→東京都

となっていました。

概ね日本の人口規模を考えて全国をぐるりと回っているようですが、やはり目立つのは2011年の東日本大震災後の東北三県(岩手・宮城・福島)。そして、愛知県・山梨県・沖縄県等、自民党が弱いとされてきた地域をしっかり回っている点です。2012年当時、地方創生を掲げていた自民党にとってはこれだけでも大きなアピールになりますね。

また意図的なのはか分かりませんが、有力候補とされた
・安倍晋三氏の選挙区である山口県
・石破茂氏の選挙区である鳥取県
を避けていることにも注目です。どちらかの支持者が偏って集まってしまうのを避けていたのでしょうか?

ネット中継もある!自民党員じゃなくても見てみよう

演説ツアーの一部ではネット中継が行われ、録画された動画がYouTubeに掲載されていました。

これらの演説動画は自民党総裁選特設ページ内にきれいにまとめられ、見たい映像にすぐアクセスすることができます。
自民党がこの試みを行っていたのは2012年。ネット選挙が解禁された2013年以前に、自民党が地域ごとに情報格差が生まれないよう工夫していたのが分かります。今回の総裁選でもネットでの配信があるかもしれませんね。

今年は安倍さんvs石破さんvs野田さん!?演説会に注目しよう

今年の自民党総裁選でも演説ツアーが行われることが予想されます。この演説ツアーには候補者全員が例年集まっており、現在予想される顔ぶれとしては、安倍晋三氏、石破茂氏、野田聖子氏が挙げられます。

3人が一気に演説をして選挙戦をするなんて、衆議院選挙でも参議院選挙でも絶対に見られない機会。いつもと違う選挙戦に少し注目してみませんか?自民党内での方向性の違いを知ることで、自民党の政策もより深く理解できそうですね。
選挙ドットコムでは自民党総裁選特設ページで総裁選の各種解説をお届けします。ぜひご覧になってください!

≫自民党総裁選 特設ページはこちら

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