巨人が意地見せ広島に打ち勝つ、阪神は完敗で4位に転落… セ12日はこうなった

阪神・金本監督【写真:荒川祐史】

巨人はマツダスタジアムでの連敗が13でストップ

 セ・リーグは各地で全3試合が行われた。

 2位巨人は敵地で行われた広島戦を8-4で勝利。マツダスタジアムでの連敗を13でストップした。初回にマギーの犠飛、2回には陽岱鋼の8号ソロが飛び出すなど11安打8得点で打ち勝った。先発の今村は7回1失点の好投で4勝目を挙げた。広島は先発の福井が4回6失点と誤算だった。

 ヤクルトは敵地での中日戦を3-1で勝利し3位に浮上した。1点を追う9回にバレンティンの28号2ランが飛び出すなど一挙3点を奪い逆転に成功した。先発の石川は7回まで完全投球を見せたが8回の先頭ビシエドに二塁打を浴び快挙を逃した。中日は9回に登板した鈴木博が2/3回、2安打3四球3失点の大乱調で連敗を喫した。

 DeNAは3本塁打を含む17安打と打線が爆発し12-5で阪神に圧勝。2点を追う2回に大和のタイムリーなどで同点に追いつくと3回にソトの18号ソロ、嶺井のタイムリーで勝ち越しに成功。その後も攻撃の手を休めず12得点を奪い快勝。阪神は先発のドラフト1位馬場が3回途中4失点で降板するなど投手陣が踏ん張り切れなかった。

【11日終了時点】
1広島 59勝37敗2分
2巨人 50勝53敗2分 12.5
3阪神 45勝48敗1分 0
4ヤクルト 46勝50敗1分 0.5
5DeNA 43勝54敗2分 3.5
6中日 45勝57敗1分 0.5

【12日終了時点】
→1広島 59勝38敗2分
→2巨人 51勝53敗2分 11.5
↑3ヤクルト 47勝50敗1分 0.5
↓4阪神 45勝49敗1分 0.5
→5DeNA 44勝54敗2分 3.0
→6中日 45勝58敗1分 1.5(Full-Count編集部)

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