大石田新分署の建設地が決定 尾花沢市消防署

 老朽化などに伴い、大石田町が新築移転を計画する尾花沢市消防署大石田分署の建設地が決まった。大石田中の北東で敷地面積は約5700平方メートル。2020年度の開所を予定している。

 常備消防組織を持たない大石田町では尾花沢市消防本部に消防・救急業務を委託している。大石田分署が1975(昭和50)年9月の建築と老朽化が進み、さらに旧建築基準法に基づいて建てられているため耐震面の不安がある。分署の新築は尾花沢、大石田2市町の共通課題になっていた。

 そこで町は昨年9月から、新築移転に向けた準備を進めてきた。関係者でつくる消防委員会を計3回開催し▽洪水、操法訓練、ドクターヘリに対応できる敷地面積▽救急車を配置できる施設▽浸水想定区域外の幹線道路沿い—などを求める答申を受けた。

 これを踏まえ町は18年度、用地契約と測量設計の事業費約4千万円を予算化。新分署建設地を朝日町地区と定め、今月中に用地買収の手続きを終える予定だ。

 新分署は19年度着工の計画。延べ床面積は約450平方メートルとし、現分署の約1.3倍となる。平屋にするか多層にするかなどの設計については今後検討する。建設費は数億円を見込んでいる。町まちづくり推進課は「建設地選定は交通アクセスの良さを一番に考えた」とし「町民の安全安心の拠点であり、親しみを持ってもらえる分署にしたい」と話している。

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