池田勇太はいいペースで伸ばすも…不運に見舞われ悔しい結果

トータル1オーバー・65位タイで大会を終えた池田勇太(撮影:岩本芳弘)

<全米プロゴルフ選手権 最終日◇12日◇ベルリーブCC(7,316ヤード・パー70)>

ホールアウト後、思わず唇をかんだ。「全米プロゴルフ選手権」最終日、池田勇太は5バーディ・6ボギー・1ダブルボギーの「73」とスコアを1つ落とし、トータル1オーバー・65位タイで今年最後の海外メジャーを終えた。

後半立ち上がりまでは順調だった。2番、3番と連続バーディを奪い、「こういうときは“やってやろう”という気持ちになっていいと思った」とさらにギアを上げた。その後もボギーを挟みながらも、3バーディと順調に伸ばしていく。

風向きが大きく変わったのは後半13番。「思ったところに思ったように打てた」というアプローチが、グリーン周りの状態が悪く、寄らずのボギー。次ホールは「ショット、アプローチ、パター。全てが不運だった」とダブルボギーを叩いてしまう。

「不運がつながってボギー、ダブルボギーがくると精神的にキツイ。ここまでか…という気持ちになってしまった」と、流れを変えられず、3連続ボギーで一気に順位を落とした。

「ゴルフの内容も悪くなかったですけどね。ミスをして、ということではないことに腹が立ちます」と苛立ちを見せた池田。「最低限、予選を通ることはできたけど、運を引き寄せる力も必要なんだろうと思った。それがないとこの商売は勝てない。なんですかね…メンタル面なのか」と肩を落とした。

次戦以降は日本に重きを置く予定。アメリカで味わった悔しさをぶつけていく。(文・秋田義和)

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