顔触れ懐かし三十路の集い 酒田、遊佐

【酒田】夢のせ空にバルーン 「酒田三十路(みそじ)式」が12日、酒田市のベルナール酒田で初めて行われた。出身者だけでなく同市にゆかりのある1988、89(昭和63、平成元)年生まれが対象で、市内外から約100人が参加した。

 実行委員会が6月中旬から準備し、会員制交流サイト(SNS)での発信や口コミで参加者を集めた。式では鈴木麻友実行委員長(29)=同市本町3丁目=が「今日できたつながりを大事にしてほしい」とあいさつした後、鏡開きをして乾杯した。企業40社の協賛を得て地元食材や酒が提供され、市子育て支援課や移住相談窓口などもブースを出した。最後に30歳の夢をのせたバルーンを全員で空に放つと笑顔が広がった。

 神奈川県横須賀市から来た会社員高橋直也さん(30)は「同級生がそれぞれの道をたくましく生きている姿を見るいい機会になった」と話していた。【遊佐】故郷への思い新たに 遊佐町の三十路(みそじ)成人式「でっけど」が11日、町生涯学習センターで行われた。本年度で30歳になる同町出身者が集まり、生まれ育った故郷への思いを新たにした。

 1988、89(昭和63、平成元)年生まれの遊佐中卒業生201人のうち60人が参加した。でっけどは10年間を意味する英語「decade(ディケイド)」と、「大きい」を表す遊佐弁にちなんだ。全国に広がる三十路式は、遊佐町では2010年から開催しており、Uターンのきっかけなどになっている。

 式典では理学療法士の今野太陽(もとはる)実行委員長(29)=同町藤崎=があいさつし、町内外の4人が近況を報告。埼玉県北本市の看護師真島えりさん(29)は「自然豊かな町で育ったから、休日は自然に親しんでいる」と故郷への思いを語った。引き続き、町内で懇親会が開かれた。

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