JAFへの救援要請3・3倍 豪雨の7月6―10日

©株式会社中国新聞社

 西日本豪雨で被災した広島、岡山の両県で、豪雨があった7月6日から10日にかけて、日本自動車連盟(JAF、東京)への車の救援要請が計3818件と前年の3・3倍に上ったことがJAFの集計で分かった。車の被害が大きかった実態が浮き彫りになった。

 県別は広島が2338件で3・3倍、岡山が1480件で3・4倍。ピークは両県とも7月7日で、広島が674件で5・7倍、岡山が384件で5・2倍となった。広島の救援要請のうち、水没は968件で約4割を占めた。

 JAF広島支部(広島市西区)によると、5日間で「車が冠水して動けなくなった」「土砂で車が埋まった」などの電話が殺到。呉市や福山市、安芸郡などで多かったという。

 ただ道路の寸断や渋滞の影響で、通常20~30分で行ける場所に2~3時間かかったケースがあった。さらに現場に到着しても、車内が土砂で埋まってレッカーで運べない車もあった。

 JAFは全国からレッカーの応援を呼んで対応。西日本のレッカーを広島県に、東日本のレッカーを岡山県に集めて救援に当たった。