中国の農村観光がこの夏、大ブームに(詳報)

 【新華社上海8月13日】本社が上海にある総合旅行サイトの驢媽媽旅遊網(Lvmama.com)はこのほど、リポートを発表し、今年の夏、中国の農村観光が「爆発的な成長」を迎えていることを明らかにした。

 リポートによると、同社のプラットフォームで農村観光を予約する旅行者数が急増している。今年7、8月に農村観光を選択した旅行者数は前年同期比50%以上増加した。繰り返し農村観光に訪れる旅行者も増えており、夏休み期間に3回以上訪れた旅行者数は通常期より22%増加した。

 夏休み期間の農村観光の予約状況を見ると、周辺観光が7割近くを占めている。湖州、嘉興、黄山、恵州、北京、張家界などの郊外の農村が人気を集めている。

 農村観光をする観光客の7割近くが、マイカー旅行を選択、6割近くが親子連れとなっている。上海、北京、広州、南京、杭州、深圳、成都、武漢、重慶、蘇州が夏休み期間の農村観光の十大顧客源となっている。

 同リポートの分析によれば、農村観光は客数が増加しただけでなく、消費のグレードアップという特徴も現われている。一定の文化や地域的な特色のある民宿や高級リゾートホテルは、価格は高いが、依然として供給が需要に間に合わない状態だ。また質が高く、特徴的なテーマがあり、双方向性の強い農村観光ルートも人気が高い。

 同社のブランド発展部の李秋妍総経理は、中国の新農村建設や的確な貧困扶助の効果がしだいに現れるにつれ、農村観光も歓迎されるようになっていると語った。これは都市部と農村住民の休暇やリゾートに対するニーズを満たすだけでなく、農村の産業振興を推進することにも繋がる。

 中国観光研究院のデータによると、2017年、中国の農村観光市場は延べ25億人の観光客を呼び込み、観光収入は1兆4千億元(1元=約16円)に達した。業界関係者は、今年の中国農村観光市場はさらに拡大すると見ている。

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