刀剣女子に「歌仙兼定」人気 県立美術館「ガラシャ」展で展示

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「細川ガラシャ」で展示された「歌仙兼定」に見入る女性=熊本市中央区
オンラインゲーム「刀剣乱舞」に登場する「歌仙兼定」のパネル。県立美術館本館に置いてある

 刀をこよなく愛する女性「刀剣女子」が、細川忠興の刀「歌仙兼定[かせんかねさだ]」を目当てに、県立美術館本館(熊本市中央区)で開かれている「細川ガラシャ」展を訪れている。

 歌仙兼定は、細川ガラシャの夫、忠興(1563~1645年)の晩年の愛刀。県立美術館によると、室町末期の名工・兼定の作。息子忠利(初代熊本藩主)に家督を譲った忠興が、その施策に不満を持ち、忠利の側近36人を兼定で成敗したという。“激情型”とされる忠興の性格がうかがえる刀だ。永青文庫(東京都)の所蔵で、県立美術館では10年ぶりの展示。

 歌仙兼定は、刀を擬人化した人気のオンラインゲーム「刀剣乱舞」のキャラクターの一つでもある。館は刀剣女子の来場につなげようと、会場の外にキャラクターのパネルを設置。刀とパネルの撮影を認めた。開幕前に「ツイッター」で情報を発信すると、約8千の反応があった。

 会場には若い女性も目立ち、じっくり鑑賞したり、スマートフォンで撮影したり。刀の図鑑を手に、刀に見入っていた武蔵中2年小崎愛佳さんは「間近で見れて感動。刀身はすーっと伸び、刃文も美しい」と喜んでいた。

 県立美術館は「ガラシャを知るきっかけになれば。ぜひ会場に足を運んでほしい」としている。

 「細川ガラシャ」展は9月24日まで。(中原功一朗)

(2018年8月14日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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