常葉大菊川(静岡)との2回戦を翌日に控えた日南学園ナインは13日、兵庫県西宮市の鳴尾浜臨海公園野球場で最終調整を行った。約2時間打撃練習に充て、主軸らが快音を響かせていた。
投手を置き、1死二、三塁の場面からの実戦形式で打撃練習。第1打席で右前に2点適時打を放った5番尼崎和音は「しっかり腰の回転で打てている。最高の状態」と順調な仕上がりを見せる。
打撃マシンを使ったフリーバッティングでは主砲の門川大晟が広角に鋭い当たりを連発。「相手投手の一番いい球を仕留めたい」と闘志を燃やしていた。
金川豪一郎監督は「先取点を奪い、試合を優位に進めたい」と意気込み、蓑尾海斗主将は「相手投手の低めの球をしっかりと見極め、7、8点は取る」と力を込めた。